「かみ合わせ」の大切さ
私は少し前に、自分自身の矯正治療を終えました。
年齢がいってから始めた矯正でしたが、きっかけは「歯並びの見た目をキレイにしたい」という一つの理由だけでした。
前歯の歯並びが大きく気になっていたのです。ところが、治療を始めるにあたってよく診てもらったところ、 院長から「これでは奥歯でちゃんと噛めていないはず」と言われました。
確かに右側は左側に比べるとしっかり噛めていなかったのですが、長年その状態が続いていたので慣れてしまったのかもしれません。
今、治療が終わっての感想ですが、奥歯でしっかり噛めることの喜びを「かみしめて」います。
先日も、そろそろ矯正装置が外せるという患者様に、「治療してよく噛めるようになったでしょう?」とお声をかけたところ、「そうですね!」と笑顔でお返事をいただき、私まで嬉しくなりました。 「よく噛んで味わう」ことは、何歳になってもとても大切なことです。私自身矯正治療を受けたことで、患者様のお気持ちが理解できるようになりました。
これからも患者様のお気持ちに寄り添った応対を心掛けたいと思います。
スタッフ ひ